
MSD社より、健康・医療情報に関する意識調査の結果が発表されています。日本全国の20~70代の一般生活者、男女計3,000人を対象に、オンラインにて行われた調査となるそうです。
「出典:MSD株式会社 2017年 『健康・医療に関する意識調査』」
健康・医療情報の入手先としては、インターネットでの「検索サイト」が77.5%を占め、圧倒的なトップとなっています。以下、「医師等の専門家」の30.2%、「家族や友人・知人」の25.6%、「本や雑誌」の20.1%と続いています。
ただし、全体の73.8%がウェブサイトの健康・医療情報を「信頼できない」または「どちらとも言えない」と回答していて、その理由として「情報の出所が不明なことがあるから」「正確性を欠いた記事や情報が多そうだから」「きちんとしたデータの裏付けを取っていない記事が多そうだから」などが上位に並びました。
インターネット上のサイトで閲覧率が高いのは「Q&A口コミサイト」となっていますが、情報源として信頼しているのは43.3%に留まります。ただ、一方で、閲覧者の43.3%の人は信頼している、あるいは参考にしているということになりそうです。