
【関連サイトの総合ランキング.netにて、大会別の夏季五輪の国・地域別メダル獲得数ランキングを掲載していますが、当サイトでは国・地域別の獲得メダル推移をグラフ化してご紹介しています。】
【こちらは、夏季オリンピックについての記事となっています。冬季五輪については、こちらの記事をご参照ください】
こちらではオーストラリア、ニュージーランドの、2016年に開催されたリオデジャネイロ・オリンピックまでのメダル獲得数推移について、グラフ化してご紹介します。
オーストラリアは、近代オリンピックの初回となる、1896年のアテネ五輪から参加していますが、1908年のロンドン大会と、1912年のストックホルム大会は、当時同じくイギリス帝国の一員だったニュージーランドと合同チームとして、オーストララシア・チームとして参加しています。そして、1920年のアントワープ五輪からは、再び単独チームとして参加しています。東西冷戦の際にも、ボイコットには参加しなかったため、夏季五輪については、実質すべての大会に参加していることになります。
一方のニュージーランドは、1908年のロンドン大会に、オーストラリアと合同でオーストララシア・チームとして初参加。1912年もオーストララシアチームとして参加したのち、1920年のアントワープ大会以降は、単独チームとして参加しています。
オーストララシアは、オーストラリアとニュージランドを指す場合と、その周辺の島々も含める場合があるそうで、語源的にはアジアの南方、という意となる言葉だそうです。
こちらでは、オーストララシアのメダル獲得状況と、オーストラリア、ニュージランドそれぞれのメダル獲得状況をグラフ化してみます。
まずは、金・銀・銅合計での獲得数推移グラフから。オーストラリアとニュージーランドの合同チームであるオーストララシアは、二大会の参加となりました。
オーストラリアは、第二次大戦後に開催国として迎えた1956年のメルボルン大会で、当時としての最多メダル数(35個)を獲得しましたが、その後の2000年に再び開催国となったシドニー五輪で、最多メダル数を更新(58個)する形となっています。メダルを獲得している競技としては、水泳競技が最も多く、続く陸上の倍以上のメダル数となっています。
ニュージーランドは、2016年のリオデジャネイロ・オリンピックで、過去最多のメダル数となる18個を獲得しています。競技としては、陸上、セーリング、ボート、カヌー、馬術競技などで獲得メダル数が多くなっています。
つづいて、獲得数ランキングで最も重要となる金メダルのみの推移グラフとなります。オーストララシアについては割愛しまして、オーストラリアとニュージーランドについてお届けいたします。
まずはオーストラリアから。初期の二大会にも獲得していましたが、こちらも初の国内開催となったメルボルン大会で13個と当時の最高値を記録し、二度目の開催となるシドニー大会に先立つ1996年アトランタ大会で16個を獲得し、2000年シドニー大会で17個と、最多メダル数となりました。
ニュージーランドは、1984年のロサンゼルス大会が、金メダル8個で最多獲得となっています。
オーストラリア、ニュージーランドの獲得数推移、順位推移は、下記の通りとなっています。年度クリックで、その都市に開催された夏のオリンピックのメダル獲得数ランキングに移動します。
年度
|
順位
|
メダル数
|
開催地
|
タイ情報
|
備考
|
金
|
銀
|
銅
|
合計
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10
|
金:8 / 銀:11 / 銅:10
|
リオデジャネイロ
|
8
|
11
|
10
|
29
|
|||
10
|
金:7 / 銀:16 / 銅:12
|
ロンドン
|
7
|
16
|
12
|
35
|
|||
6
|
金:14 / 銀:15 / 銅:17
|
北京
|
14
|
15
|
17
|
46
|
|||
4
|
金:17 / 銀:16 / 銅:16
|
アテネ
|
17
|
16
|
16
|
49
|
|||
4
|
金:16 / 銀:25 / 銅:17
|
シドニー
|
開催国
|
16
|
25
|
17
|
58
|
||
7
|
金:9 / 銀:9 / 銅:23
|
アトランタ
|
9
|
9
|
23
|
41
|
|||
10
|
金:7 / 銀:9 / 銅:11
|
バルセロナ
|
7
|
9
|
11
|
27
|
|||
15
|
金:3 / 銀:6 / 銅:5
|
ソウル
|
3
|
6
|
5
|
14
|
|||
14
|
金:4 / 銀:8 / 銅:12
|
ロサンゼルス
|
4
|
8
|
12
|
24
|
|||
15
|
金:2 / 銀:2 / 銅:5
|
モスクワ
|
2
|
2
|
5
|
9
|
|||
32
|
金:0 / 銀:1 / 銅:4
|
モントリオール
|
0
|
1
|
4
|
5
|
|||
6
|
金:8 / 銀:7 / 銅:2
|
ミュンヘン
|
8
|
7
|
2
|
17
|
|||
9
|
金:5 / 銀:7 / 銅:5
|
メキシコシティ
|
5
|
7
|
5
|
17
|
|||
8
|
金:6 / 銀:2 / 銅:10
|
東京
|
6
|
2
|
10
|
18
|
|||
5
|
金:8 / 銀:8 / 銅:6
|
ローマ
|
8
|
8
|
6
|
22
|
|||
3
|
金:13 / 銀:8 / 銅:14
|
メルボルン
|
開催国
|
13
|
8
|
14
|
35
|
||
9
|
金:6 / 銀:2 / 銅:3
|
ヘルシンキ
|
6
|
2
|
3
|
11
|
|||
14
|
金:2 / 銀:6 / 銅:5
|
ロンドン
|
2
|
6
|
5
|
13
|
|||
30
|
金:0 / 銀:0 / 銅:1
|
ベルリン
|
30位タイ
|
0
|
0
|
1
|
1
|
||
10
|
金:3 / 銀:1 / 銅:1
|
ロサンゼルス
|
3
|
1
|
1
|
5
|
|||
19
|
金:1 / 銀:2 / 銅:1
|
アムステルダム
|
19位タイ
|
1
|
2
|
1
|
4
|
||
11
|
金:3 / 銀:1 / 銅:2
|
パリ
|
3
|
1
|
2
|
6
|
|||
16
|
金:0 / 銀:2 / 銅:1
|
アントワープ
|
0
|
2
|
1
|
3
|
|||
9
|
金:2 / 銀:0 / 銅:3
|
パリ
|
2
|
0
|
3
|
5
|
|||
8
|
金:2 / 銀:0 / 銅:0
|
アテネ
|
2
|
0
|
0
|
2
|
年度
|
順位
|
メダル数
|
開催地
|
タイ情報
|
備考
|
金
|
銀
|
銅
|
合計
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
19
|
金:4 / 銀:9 / 銅:5
|
リオデジャネイロ
|
4
|
9
|
5
|
18
|
|||
15
|
金:6 / 銀:2 / 銅:5
|
ロンドン
|
6
|
2
|
5
|
13
|
|||
25
|
金:3 / 銀:2 / 銅:4
|
北京
|
3
|
2
|
4
|
9
|
|||
24
|
金:3 / 銀:2 / 銅:0
|
アテネ
|
3
|
2
|
0
|
5
|
|||
45
|
金:1 / 銀:0 / 銅:3
|
シドニー
|
1
|
0
|
3
|
4
|
|||
26
|
金:3 / 銀:2 / 銅:1
|
アトランタ
|
3
|
2
|
1
|
6
|
|||
28
|
金:1 / 銀:4 / 銅:5
|
バルセロナ
|
1
|
4
|
5
|
10
|
|||
18
|
金:3 / 銀:2 / 銅:8
|
ソウル
|
3
|
2
|
8
|
13
|
|||
8
|
金:8 / 銀:1 / 銅:2
|
ロサンゼルス
|
8
|
1
|
2
|
11
|
|||
18
|
金:2 / 銀:1 / 銅:1
|
モントリオール
|
2
|
1
|
1
|
4
|
|||
23
|
金:1 / 銀:1 / 銅:1
|
ミュンヘン
|
1
|
1
|
1
|
3
|
|||
27
|
金:1 / 銀:0 / 銅:2
|
メキシコシティ
|
1
|
0
|
2
|
3
|
|||
13
|
金:3 / 銀:0 / 銅:2
|
東京
|
12位タイ
|
3
|
0
|
2
|
5
|
||
14
|
金:2 / 銀:0 / 銅:1
|
ローマ
|
2
|
0
|
1
|
3
|
|||
16
|
金:2 / 銀:0 / 銅:0
|
メルボルン
|
2
|
0
|
0
|
2
|
|||
25
|
金:1 / 銀:0 / 銅:2
|
ヘルシンキ
|
24位タイ
|
1
|
0
|
2
|
3
|
||
21
|
金:1 / 銀:0 / 銅:0
|
ベルリン
|
20位タイ
|
1
|
0
|
0
|
1
|
||
23
|
金:0 / 銀:1 / 銅:0
|
ロサンゼルス
|
22位タイ
|
0
|
1
|
0
|
1
|
||
26
|
金:1 / 銀:0 / 銅:0
|
アムステルダム
|
24位タイ
|
1
|
0
|
0
|
1
|
||
25
|
金:0 / 銀:0 / 銅:1
|
パリ
|
23位タイ
|
0
|
0
|
1
|
1
|
||
22
|
金:0 / 銀:0 / 銅:1
|
アントワープ
|
0
|
0
|
1
|
1
|