
AKB48の第9回となる2017年6月17日(土)開催の総選挙は、当初予定されていた「豊崎海浜公園豊崎美らSUNビーチ」での開催が天候不順により見合わされ、「豊見城市立中央公民館」にて無観客という形で開催されました。
順位発表を受けたスピーチでは、20位にランクインした須藤凜々花さんから結婚宣言が飛び出すなど天候以外にも波乱が生じて、観客のいるビーチ開催だったらどうなっていたんだろうという興味もないでもありませんが、それはそれとして、得票推移などを見ていきたいと思います。
まずは、上位ランクイン経験のあるメンバーの、得票推移グラフになります。
1位に入った指原さんは前回の最高記録を更新したのに対して、2位の渡辺麻友さんは前回から得票数を落とす展開となりました。この二人が、総選挙への出馬は今回までとの意向を示しておられますので、来年も開催があるとしますと、勢力図はがらっと塗り替えられることとなりそうです。
数値の
上位16位の得票数は、下表の通りとなっています。顔触れもだいぶ変わってきています。
順位に着目してグラフ化しますと、下図のようになります。1位以外は、ここ数年漸減傾向にあるのが見て取れます。
このグラフを見た時には、てっきり総投票数が減ったか少なくとも横ばいかなと予想したのですが、実際は異なりました。
今回は去年と違って過去最高を更新したためか、すんなりと総投票数についての掲載記事が出ました。【オリコンニュース】【第9回AKB総選挙】総投票数が過去最多338万票に ハプニング続きも記録更新
総投票数の推移グラフは、下図となっています。16位までの合計が2014年の同水準となっているのに、総投票数は70万票ほど増加していることになります。
80位までの合計でも、2016年の2,741,677票が、2017年の2,629,360票と減少していますので、81位以下の票数が増えたということになります。グループが増えていることもありますが、裾野が広がったと捉えてもよさそうです。
ついでに、トップに立った方の得票数が、総投票数に占める割合も出してみました。
ただ、参加者数が違うので一概に比較はできません。ご留意ください。
また、各年度の詳細な順位は【総合ランキング.net/AKB48選抜総選挙得票数ランキング】にてご覧になれます。